馬刺しの鮮度ってどこでわかるの?焼いても食べれる?
皆さんは、「お肉」と聞いたらまず何を思い浮かべますか?
たいていの人は牛や豚、鳥ですよね。
スーパーなどでもお肉コーナーに行けば、この3種類を取りそろえているのが一般的です。
そんなメジャーどころを抑えて、あえて「馬肉」をチョイスするという方法。
明日じゃあ馬肉料理でも…というように、まあ中々そうはいかない馬肉。
しかも馬刺し!となると、もはやどう調理していいかわからない方がほとんどだと思います。
そうなんです。現在の日本で、全国的に名前は知ってるけど食べたことがないお肉。
そこに「馬肉」が入っています。。
馬肉ってスーパーのお肉コーナーでも売ってないし、高級そうなイメージ。
なにに使ったらおいしい料理になるのかもわからない…。
そんな全国的にはマイナーな「馬肉」。
日本では古くから熊本県、福島県や長野県で食べられてきたお肉でもあるんです。
今や牛や豚にとって代わられましたが、その綺麗な赤身の色から別名「桜肉」との呼ばれ、
牛や豚を食べる習慣がない頃に、馬肉はメジャーな存在でした。
生産過程において、コストパフォーマンスで勝るほかのお肉に取って変わられたりし、
今や郷土料理として発展を遂げ続ける「馬肉」。
馬刺しや馬刺しユッケなどの食べ方、鍋など多岐にわたるレパートリーは、
是非未体験の方は一度食べてみたいところ。
焼肉店でユッケで問題が起き、全国的に「生肉=不安」というイメージがついてしまいましたが、
馬肉の鮮度は「色」を見て判断するのがベスト。
綺麗な赤色、少しピンクがかった色のものが鮮度が良いとされています。
表面に光沢があり、少してりっとしているものが、味も鮮度も◎
逆に赤身が濃く、黒ずんだりし、脂身が黄色がかってくると鮮度が落ちてきたサイン。
こうした馬肉は選ばないほうがいいとされています。
上記のような馬刺しでも食べられる鮮度の馬肉は、焼肉にしてももちろん美味。
お肉はよく焼いて食べる、という教えがなんとなく頭にある人も多いはずですが、
これは寄生虫対策などの面から、予防法として「よく焼いてたべるように」と言われるようになりました。
馬肉はほとんど菌や寄生虫がいないお肉でもあり、サッと焼いて食べると、生とはまた違った味わいがあふれ出ます。
熊本県で創業200年あまりの老舗、「管乃屋」さんでは特上ランクの馬肉しか扱わないこだわりの名店。
安心・安全の生産ラインから生み出される馬肉は、「熊本県の食文化を守る」という強い意志の表れでもあります。
ネット通販にも非常に力を入れており、希少な部位やセット販売などもお勧めです。
→菅乃屋の馬刺しユッケって大丈夫?美味しい食べ方を教えて
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