乾燥肌対策には洗顔の見直しから

 

乾燥肌対策には「保湿」と思われている方が多いと思います。

 

しかし、もっと大切なことがあります。

 

それは「洗顔」です。

 

肌が乾燥すると、多くの方は保湿ケアをすると思いますが、

それよりも保湿成分である「細胞間脂質」を失わないことが大切になります。

 

実は、この細胞間脂質を過度な洗顔で失ってしまうことが多いのです。

 

細胞間脂質は、失われると24時間以上かけて修復されます。

 

朝の洗顔で失われた細胞間脂質は翌日の同時刻まで時間をかけて修復するということになりますね。

 

この24時間の間に、またクレンジングや洗顔料を使用しての洗顔をすることで、

また細胞間脂質は失われてしまいます。

 

過度な洗顔をすることは、細胞間脂質の修復の妨げになっているのですね。

 

これでは、いくら保湿ケアをしても乾燥から免れることは難しいでしょう。

 

確かに肌を清潔に保つことは大切です。

 

しかしクレンジングや洗顔料を使って過度な洗顔はよくないので止めましょう。

 

夜10時から深夜2時までは肌にとってのゴールデンタイムと言われています。

 

この時間は、しっかりと眠るようにしましょう。

 

夜しっかり洗顔をしたら、翌朝はぬるま湯ですすぐ程度が良いでしょう。

 

これで、夜のうちに細胞間脂質の修復が進み、朝の洗顔でも失われないので、

肌の乾燥を防げるでしょう。