紫外線でシミができる仕組みと効果的なUVケアとは?
いつの間にかできているシミ、気になりますよね。
シミなのかソバカスなのかわからない、といって悩みながらも放置している方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
また、色白の肌の方ほど日焼け止めを塗らなかったり、日焼け止めを塗っているのになぜか焼けてしまう色黒の方もいたり、紫外線とシミとUVケアって、一体どんな関係があるのでしょう?
まずは紫外線でシミができる仕組みについてご説明したいと思います。
UVとは「ウルトラ バイオレット レイ」の略で、「紫外線」のことをいいます。
紫外線は美肌の大敵、とわかっていながらも、うっかり日焼けをしてしまったり、UVケアが毎日できていなかったりする人も少なくありません。
UVケアを怠る原因のひとつとして、日焼け止めを塗らなくても肌が白い人、日焼け止めを塗っても肌が黒くなる人の差に、なぜそういう差がでるのか理解できないままいることが一つの要因ではないでしょうか。
焼けるのは嫌だけど塗らなくても平気、焼けるのは嫌なのに塗っても焼けるから一日くらいいいや、といった勘違いから由来していることが多いのではないでしょうか。
紫外線の怖さはずばり、肌の老化を早めることです。
紫外線を浴びた肌は、肌を守ろうとメラニン色素を作り出しますが、それがうまく排泄されないと、シミの原因になります。
また、紫外線は真皮にまで到達して、肌の弾力を保っているコラーゲンを傷つけることもあり、それがシワやたるみの原因となります。
つまり、肌の老化を確実に進行させるのが紫外線なのです。
対策をしているか、していないかで5年後、10年後の肌は大きく変わってきます。
紫外線は暑さやまぶしさがないため、どのくらい肌が紫外線を浴びているのか実感できません。
つまり、「今日は暑いから紫外線が強い」、「今日は涼しいから紫外線が弱い」、というわけではなく、晴れていても曇りの日でも、紫外線は降り注いでいるのです。
そこが、紫外線の落とし穴です。
まだ大丈夫だと油断していると、ダメージは日々蓄積され、ある日突然、肌老化、つまりシミやシワとして急に現れるのです。
紫外線にはA波(UV-A)とB波(UV-B)があり、どちらも肌老化の原因になるので、両方を防ぐことが肝心です。
肌は表皮と真皮の2層に分かれています。
A波は真皮にまで到達し、ダメージを与えて老化を促進します。
B波は、表皮において影響を及ぼし、エネルギーが強く赤くなってひりひりする日焼けを引き起こします。
紫外線は肌を攻撃するものです。
肌自身、紫外線から肌を守ろうとする働きはあります。
紫外線が表皮細胞に当たると、肌の内部を守ろうとして表皮細胞からエンドセリンなどの情報伝達物質が分泌されます。
これらの物質がシミのもととなるメラノサイトにメラニンをつくるよう指示を出します。
エンドセリンなどの情報伝達物質がメラノサイトに届くと、メラノサイトの中でメラニン色素がつくられ始めます。
これが、肌が黒くなる原因ですね。
メラノサイトでつくられたメラニン色素は、表皮細胞へと徐々に受け渡されていき、ターンオーバーとともに角層へ上がっていきます。
角層(表皮の一番上)へ上がっていったメラニン色素は、通常はターンオーバーとともに排泄されていきます。
しかし、なんらかの影響でメラノサイトの過剰な活動が収まらず、メラニン色素がつくられ続けると、シミとなって残ってしまいます。
そのほかにも、ターンオーバーが遅くなってメラニン色素が残ってしまう場合もあります。
色白の肌の方は、メラノサイトが少ない方で、メラニン色素があまり作られないため、肌が黒くなりにくい面がありますが、紫外線ダメージから肌を守る働きが弱いため、シミができやすい人となります。
さらに、色白肌の方は焼けないから、といって日焼け止めを塗らないことがあるのですが、もともと紫外線に対する対抗勢力が弱いのに加えて日焼け止めを塗らないと、紫外線からのダメージは底知れず、色黒になっても日焼け止めを塗り続けていた人の方が、5年後10年後、色白肌さんよりも肌老化の速度が遅い場合があります。
色黒の方は逆にメラノサイトが多く、紫外線から肌を守ろうとメラニン色素が大量に出されてしまうため肌が黒くなりがちなのですが、その分紫外線に対する力は強いです。
ターンオーバーさえうまくいけば、シミのない肌を目指すことは簡単です。
それでは効果的なUVケアとは、一体どのようなものでしょうか。
日焼け止めに入っているPAとSPFの違いについてご説明いたします。
PAは紫外線A波をカットする力で、シミ対策に一番重要な指標です。
PAは「+」で表示されていますので、シミ対策で日焼け止めを選ぶときはPA値を重要視して購入することをおすすめします。
SPFは紫外線B波に対抗するもので、何も塗っていない状態に比べて、赤くなってひりひりする状態になるまでの時間を何倍にのばせるかの目安です。
たとえばSPF10なら約10倍にのばせるという意味です。
ただし、肌に塗る量が少ないと効果は激減します。
また、UVケア商品の中にも紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があります。
紫外線吸収剤とは紫外線を吸収する物質のことで、肌の上で化学変化をお越し、紫外線の影響を和らげる働きがあります。
ただ敏感肌の場合は、紫外線優秀剤は刺激になることがありますので、こちらはおすすめしません。
紫外線散乱剤は紫外線を肌の上で反射させる物質のことです。
実はパウダーファンデーションの色粉は、紫外線散乱剤と似ているという特徴があります。
従って、より確実に紫外線をカットするには、日焼け止め化粧品の上にパウダーファンデーションを重ねると効果的です。
あとはUV加工されたカーディガンやストールを羽織ったり、部屋の中にいても紫外線A波はガラスを通過するので日焼け止め(特にPA値の高いもの)を塗ったり、ちょっとした外出(洗濯物を干すときでも)きちんとUVケアを行うことで、シミを防ぐことができます。
一度できてしまうと、特別なケアを施さない限り、シミは消えません。
効果的なUVケアを通して、紫外線対策、シミ対策を行いましょう。
◆より効果的なUVケアとして、塗る日焼け止めだけでなく、飲む日焼け止めサプリの雪肌ドロップで体の内側から光老化を阻止して、紫外線対策とシミ対策をするとベストです。
日焼け止め成分がたっぷりで抗シミや抗シワ効果も高い美容成分も含みます。
私も雪肌ドロップを飲んでいますが、シミが増えなくなっていると感じます。
→雪肌ドロップは、シミ解消効果はある?
シミ予防にもシミ改善にも、UVカットにも雪肌ドロップを飲んでみてください。
公式サイト↓
u
紫外線でシミができる仕組みと効果的なUVケアとは?
- 更新日:
- 公開日: