糖尿病合併症が怖い!種類と自分でできる安心予防対策を教えて!
生活習慣病と言われる糖尿病ですが、現代社会はこの糖尿病の原因となる、
ストレス・運動不足・過食などを生み出しやすい構造になっていると言えます。
糖尿病とは?
少し糖尿病を詳しくみていくと、まず「血糖値」がキーワードとなります。
血糖値とは、血液中のブドウ糖の量をいいます。
食後は誰でも血糖値は上がるものなのですが、
その血糖値を下げることができず(インスリンの役割についての詳細は後に記述します)
血液中にブドウ糖が過剰になった状態が続いてしまいます。
この状態がずっと続くことを糖尿病といいます。
糖分は本来は、私たちの身体の健康維持に欠かせない栄養素となっています。
食事をすると、胃で消化され各消化器官を通り小腸から出ている消化酵素によって、「ブドウ糖」に分解されます。
「ブドウ糖」となって、ようやく身体の細胞内に吸収できるようになります。
分解された「ブドウ糖」は、
「血液」と共に体内の細胞内に入り、その細胞内で栄養を吸収され、私たちの体は円滑に動くことができるのです。
脳が栄養として利用できるのはブドウ糖のみと言われており、
これがストレスがたまると甘いものが欲しくなる、というところとも関係していると思われます。
しかし、生活習慣の乱れや過食・糖分の撮り過ぎにより、
ブドウ糖が過剰になり細胞に吸収することが出来ずにいると、そのまま血液の中に余分に存在したままとなります。
つまり、「血糖値が高い状態」となるのです。
過剰にブドウ糖が入っている血液を想像してみて下さい。
砂糖濃度が高い水のように…ベタベタドロドロしていて、容器(血管)の内側にも糖分がべったりとくっつくイメージです。
血液はドロドロ状態なのです。
血流が悪いと、当然、身体の隅々にまで栄養が行き届かない、そして、余分な老廃物なども排出されず、
体内に滞ってゆく(つまり肥満)という悪循環にはまっていくのです。
また、肥満のためについた脂肪は、血糖値を下げる為に必要な「インスリン」の分泌をする膵臓の働きにも悪影響を与えていきます。
インスリンについて
糖尿病において、「血糖値」とともにキーワードとなるのが「インスリン」です。
血糖値を下げる唯一のホルモン「インスリン」は、すい臓から体内に分泌されています。
先ほどお伝えしましたが、食事をすると、誰でも血糖値は上がります。
血糖値が上がったことを体が感知すると、すい臓がインスリンを分泌し始めます。
そしてインスリンは、細胞膜上に存在していてインスリンと特異的に結合する、 インスリン受容体と呼ばれるものと結合します。
このインスリン受容体との結合により、細胞の中入っていけるようになるのです。
こうして細胞内に入ったインスリンの働きで血液中のブドウ糖も少なくなって元の血糖値に戻るという流れになります。
ただし、インスリンには、余った糖質を脂肪に変えて身体にため込む働きもあるのです。
これがインスリンの役割ですが、糖尿病になるとどういう現象が起こるのか?みていきます。
糖尿病には、1型と2型がありますが、ここでは大人に多いとされている2型糖尿病のタイプについて簡単に触れておきます。
2型糖尿病について
1:インスリン受容体の働きが悪い
先ほどお伝えしましたインスリン受容体自体に元気がない状態です。
インスリン受容体自体に元気がないと、細胞内に入れる事も出来ず、血糖値を下げる役目を担うことができません。
2:インスリンの働きが悪い
インスリンそのものは分泌されてはいるのですが、そのインスリンの元気がなく、
働きが悪かったり、本来の機能を果たしてくれない状態です。
3:インスリンの出が悪い
インスリンの量が基本的に足りない状態で、西洋医学では、インスリン注射をして補っていくことが多い状態です。
この3つのうち、すべて関係している人もいれば、どれか1つだけ、という人もいます。
さて。
糖尿病になると、さらには、眼、腎臓、神経の合併症が進行していきます。
これが失明や人工透析などにつながっていく可能性が出てきます。
ここでは、合併症の種類と自分でできる安心予防対策をお伝えします。
糖尿病合併症の種類
糖尿病の3大合併症と言われるのが、糖尿病神経障害・糖尿病網膜症・糖尿病腎症です。
1:糖尿病神経障害
糖尿病神経障害が、合併症のなかでももっとも早く現れるといわれているます。
末梢神経障害なのですが、初期には自覚しにくく、手足がしびれたり、靴擦れや爪のトラブルなどに気付かない、など症状は様々です。
けがややけどの痛みに気付かない、などの他、筋肉が委縮したり、筋力の低下がみられ、胃腸の不調、発汗異常やほてる・冷えなどの症状、立ちくらみ、などの症状が現れて来ます。
2:糖尿病網膜症
糖尿病網膜症は、これといった自覚症状もないまま進行していくのが特徴です。
眼の奥の方にある網膜に障害がおきて出血を繰り返すと言われており、視力が落ち、白内障をまねく事もあります。
3:糖尿病腎症
尿をつくる腎臓の糸球体という部分の毛細血管に障害がおきており、腎臓の働きが悪くなっていきます。
最終的には尿があまりでなくなったり、ひどいむくみや、全身倦怠感など種々の症状が出現すると言われています。
慢性腎不全となると、血液をろ過する機器などに腎臓のかわりをしてもらう必要が生じてくるのですが、
これがいわゆる「人工透析」です。
上記のような、糖尿病に典型的な合併症に加え、
心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症、もきわめて起こりやすいと言われています。
この全てにおいて関係してくるのが血液の流れが悪くなるということです。
難しいメカニズムがわからなくても、とにかく血流が悪いと、
必要な酸素や栄養分は体内を流れていないのですから、各器官にいきわたらなくなります。
神経に栄養素・酸素が届かなければ、神経障害につながります。
網膜にも必要な栄養素・酸素が届かなければ、血管がより固くなり異常をきたします。
腎臓は老廃物をろ過して尿に流すという役割も、しっかり行えず老廃物過剰となり、フル活動した先に疲労して腎機能が弱くなります。
血流の悪さは、すべてを悪循環にもっていくのだ、ということを心得ておきましょう。
では、血流を良くすることを含め、糖尿病合併症を予防するにはどうすればいいのでしょうか。
糖尿病とは生活習慣病です。
合併症を予防するには、食事・運動・睡眠 まずはすべてご自身の生活を見直してみましょう。
すでに糖尿病と診断されている方は、勝手な判断は危険ですから、お医者様に相談しながら、生活改善を進めていきましょう。
糖尿病予防対策
何がよくて、何がダメなのか…ご自身で1番よくわかっておられると思います。
わかっているけど、やめられない。
だから、生活習慣病の心配が出てきたのです。
食事の見直しからチェックしましょう。
食事の見直し
合併症にならないように、本当に『やめられない』のか確かめていきましょう。
誰かと楽しく美味しいものを食べる事は、健康上とても必要な事です。
ストレスを溜め込まない為に、楽しくお酒の場で発散したり、または、
コミュニケーションをとるため仕事の一部のような席もあるでしょう。
基本的には、美味しいものの中には、糖質の多いもの、脂っこいもの、濃い口のもの、こういったものが多いのは確かです。
だからといって、このままの生活を続けていると、糖尿病、さらには合併症へとつながるのです。
食べるものすべてを写真に
まずは、ご自身が日常的にどういったものを食べているのか、少し振り返る機会をつくりましょう。
極力毎食、食事前に携帯で写真を撮るのです。
本当は、その写真をBlogにでも載せて、改善点を書き、
記録に残してゆくことでプレッシャーをかけて進めてゆくのも手です。
しかしこれは、こういった事が向く人向かない人がいるので、せめて、
ご自身で写真をとり、少し食事をみつめる時間をとって欲しいのです。
自分で、食べ過ぎていること、身体に良くないものばかりが続いていることを、
実際目にして、頭でいったん冷静にみてみる時間をつくりと、だんだんと、
「ちょっと控えよう」という気持ちもうまれてくるものです。
3日単位で考えてみる
さらに、昨日は食べ過ぎているから、今日の昼を少し減らしてみよう。
今日のランチには、デザートをつけたから、間食は、絶対しない。
他にも、明日は飲み会があるから、今日は控えておこう
など。
3日単位で調整していくとわりと食事コントロールが思っているより簡単にできたりします。
食事の写真をとる、という習慣を取り入れるだけで、自身で、ちょっと工夫してみようと思えるものです。
もし、どなたか協力して下さる方がいるのなら、その方に写メを送る。という習慣でもいいです。
人に見られているプレッシャーで頑張れる人も多いものです。
ご自身の性格にあった方法で、とにかくご自身の食事のコントロールをする力をつけていきましょう。
最終的には、1日に摂取する量や質を1日1日コントロールできるようになればいいですが、
一度生活習慣が乱れてしまった人が急にそこまではハードルが高すぎます。
段階を踏んで、どんどんと食事量や質をみつめなおしていきましょう。
自然食・マクロビ料理のお店を探す
どうしても健康食を自炊するにはハードルが高すぎる、という方は、自然食・マクロビ料理のお店を探してみましょう。
だいたいが、こだわりをもっているお店です。
美味しくお食事をいただきながら、店主さんのお話を聞いてみたり、糖尿病について相談してみたり、
知識を得ながら楽しい時間を過ごす、というのも手です。
少しずつ、ご自身の身体を労わる時間をつくっている、と思えば、
だんだんと脳が健康脳に変化してきますので、次に選ぶ食事に変化が出てきたりもするものです。
食べる順番を気に掛ける
まずは、お茶を飲んでから汁物(スープ類やお味噌汁)を食べましょう。
最初に水分をとっておくと、おなかが膨らむからです。
水分でおなかが膨らむと、胃から分泌される食欲を高めるホルモンの分泌を抑えることができるのです。
汁物は、具から食べて、先に固形物を送りこむと、空腹感を和らげることができます。
その次に、野菜・豆類・きのこ類、海藻類を食べることにします。
これらの食品には食物繊維が多く含まれており、血糖値の上昇を緩やかにし(ここでいきなり炭水化物を取り入れると
血糖値は急激に上昇しインスリンも過剰分泌していきます)インスリンの過剰分泌を防ぎます。
さらには、脂質の吸収を抑える働きや、ある程度の満腹感も得ることができますので、食べ過ぎを防ぐことが可能になります。
そして、メインのたんぱく質をとりましょう。
たんぱく質には、食後に身体を温めたり、エネルギーに転換させる作用があり、また、筋肉量を増やすにも欠かせない栄養素です。
しっかり摂取することが必要です。
白ご飯や麺類は最後に食べるようにします。
この順番を徹底することで、随分と体内では変化が起こります。
運動をする
運動をすると、筋肉では、大量のエネルギーが必要とされるため、エネルギーのもとである血液中のブドウ糖が大量に消費されます。
その結果、血糖値が下がると考えられます。
さらに、継続することで、筋肉量が増えることは、これまた身体にとってメリットの一つです。
運動によって筋肉量が増えると、ブドウ糖を取り込める容量も増えます。
つまり、インスリン受容体の改善です。
あまりにも内臓脂肪率が高い方は、まずは、有酸素運動をしていきましょう。
30分以上のウォーキングか、できない日は踏み台昇降など。
有酸素運動をすることによって、血液中のブドウ糖がうまく代謝できるようになり、脂肪を燃焼します。
そして、脂肪燃焼することで、インスリンそのものの働きを良くしていくことが可能になります。
本来であれば、2型糖尿病のうち、自身がどれに当てはまるのか?によっても、
運動の仕方を変えるとさらに友好的なので、そこはお医者様に相談して実践していくとよいと思います。
アロママッサージをする
アロマオイルなどを利用して、オイルマッサージをする。
血液の流れをよくすることができる上に、精油の成分が肌を通して浸透し、リンパによって全身を巡ってくれます。
キャリアオイルといって、マッサージのベースとなるオイルと、
エッセンシャルオイル(精油)といって、いわゆる香りがある植物などから抽出したオイルとがあります。
どちらも、天然100%のものを探して下さい。
日本では、雑貨として扱われている為、雑貨屋や100円ショップなどにも置いていますが、
身体に塗布するには向きませんので、専門ショップに行き、天然のものを購入するようにします。
ブレンドのバランスなどは最初は難しいので、お店の方に聞くようにしましょう。
または、ブレンドされたものも販売しています。
膵臓の働きに良いとされている精油は、ラベンダー・ゼラニウム他、
様々ありますが、基本的には、ご自身が「いい香りだな」と思うものを使うのが良いでしょう。
いくら、効能が良くても、自身が不快だと思っては、効果は半減します。
心地いい香りに包まれたマッサージは、ストレス解消にもつながります。
今では日本の医療機関でも糖尿病患者さんのためにこうしたメディカルアロマを取り入れているところが増えているようです。
ヨーロッパでは早くから、医療としてアロマが取り入れられています。
「薬」とは違い、天然の植物の力を利用したものですので、正しく使えば副作用もなく、
身体に良い変化をもたらしていくと言われています。
あくまで、天然のものですので、薬ほどの「即効性」は期待できませんが、
血糖降下薬やインスリン注射で一時的に血糖値をコントロールするというのも、
極端に言えば、単なる一時しのぎの処置で、根本的な解決策ではありません。
できれば、予防して、今後ずっと健康寿命を長くするために、
日常の生活の予防として、楽しみながらアロマを取り入れてゆくのもいいかと思います。
まとめ
糖尿病神経障害・糖尿病網膜症・糖尿病腎症という3大合併症のすべては、生活習慣の乱れからくるものです。
まず、食事の見直しを写真をとるなどして行い、3日単位で食事の量や質をコントロールします。
マクロビ料理など、外食の質も工夫し、食べる順番も汁物→食物繊維→メインのタンパク質→ご飯という風に定着させましょう。
さらには、運動をして、アロママッサージをして、楽しみながら血流を良くしていきましょう。
本来、健康になることは楽しいことです。
自分をみつめながら、いっきに変化させようとするのではなく、楽しみながら、
少しずつ身体にやさしくしているのだ、という気持ちを忘れずに改善させていって下さい。
それが、一番安心できる予防対策だと言えるでしょう。
◆いろいろ注意してるけど、さらに積極的に血液さらさらになって血糖値の安定や糖尿病合併症も気になる方は白井田七(しらいでんしち)を飲んでみてください。
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